【2025年9月14日】9月権利確定、寿司株主優待「元気寿司」｜スシロー・くら寿司・かっぱ寿司と比較

株主優待で人気の「寿司チェーン」。多くの選択肢がありますが、「企業の割安性」と「株主還元のバランス」という観点から、特におすすめしたいのが「元気寿司（証券コード: 9828）」です。この記事では、スシロー、くら寿司、かっぱ寿司といった競合と比較しながら、なぜ今「元気寿司」が魅力的な投資先なのかを徹底解説します。

主要寿司チェーンの株価指標・利回り比較

まずは各社の基本データをご覧ください。特に「PER（割安度）」と「総合利回り」に注目すると、元気寿司の優位性が見えてきます。(2025年9月12日時点の株価参考)

項目	元気寿司 (9828)	スシロー (F&L C) (3563)	くら寿司 (2695)	かっぱ寿司 (カッパ・クリエイト) (7421)
時価総額	約627億円	約9,075億円	約1,654億円	約809億円
PER (割安度)	13.0倍	42.1倍	46.7倍	55.9倍
PBR (割安度)	3.60倍	9.58倍	2.56倍	7.41倍
配当利回り	1.98%	0.38%	0.50%	0.00%
優待利回り (100株)	0.85%	0.42%	0.63%	3.66%
総合利回り (配当+優待)	2.83%	0.80%	1.13%	3.66%

🍣【一押し】元気寿司 (9828) の魅力

最大の魅力は、業界随一の「株価の割安さ」です。企業の利益に対して株価がどれだけ安いかを示すPERは、競合の1/3以下。これは将来的な株価上昇のポテンシャルを秘めていることを意味します。さらに、約2%の高い配当利回りも非常に魅力的。優待利回りだけが高い企業と違い、現金での還元（配当）も重視している点は、投資家として安心できるポイントです。

🍣 他社との比較

もちろん、他の企業にも魅力はあります。かっぱ寿司の優待利回りは驚異的ですが、配当がないため株価が下落した際のリスクは大きめです。スシローは業界のリーダーですが、その期待から株価はかなり割高な水準にあります。くら寿司は安定感がありますが、利回りの面では元気寿司に及びません。こうして比較すると、元気寿司のバランスの良さが際立ちます。

株主優待内容と権利確定日

元気寿司の優待は、食事券が年2回もらえます。注目すべきはその使い勝手の良さです。

会社名	年間優待額(100株)	権利確定日	優待の強み・特徴
元気寿司	3,000円分	3月末・9月末	うどんの「杵屋」などグループ店で使える汎用性！食事券は元気寿司・魚べいだけでなく、グルメ杵屋グループ（杵屋、そじ坊など）でも使えるため、非常に使い勝手が良いのが特徴です。
スシロー	3,300円分	6月末・12月末	電子優待券。3年以上の長期保有で増額されます。
くら寿司	2,500円分	4月末 (年1回)	食事券。くら寿司のみで利用可能です。
かっぱ寿司	6,000円分	3月末・9月末	優待ポイント。コロワイドグループの多様な店舗で利用できます。

結論：なぜ「元気寿司」がベストな選択なのか？

総合的に判断すると、寿司チェーン株への投資において「元気寿司」は最もバランスの取れた魅力的な選択肢です。最後に、おすすめする理由をまとめました。

• 圧倒的な割安性 → 将来の値上がり益が期待できる！
  競合他社と比べてPERが極めて低く、企業価値が見直されれば大きな株価上昇も狙えます。
• 配当＋優待のバランス → インカムゲインもしっかり確保！
  優待だけでなく、約2%の配当金がもらえるため、安定したリターンが見込めます。総合利回りは非常に優秀です。
• 優待の使いやすさ → 寿司以外の食事でも使える！
  優待券がうどん店などでも使えるため、利用シーンが広く、優待を無駄にすることがありません。

もちろん投資に絶対はありませんが、これから寿司チェーンの株主優待を始めてみたいと考えている方にとって、「元気寿司」は自信を持っておすすめできる銘柄です。